イスラエル旅行の1日目の続き。ベツレヘムの聖誕教会以外の観光地と、エルサレムのレストラン。
目次
ダビデの井戸と聖ヨセフの家・・・見つからず
引き続きベツレヘム観光中です。キリストの生まれた洞窟を2回も見て十分堪能したあとは、簡単なランチを取って、その他の観光地を目指します。
聖誕教会広場の前はガイドとかタクシーの客引きがしつこかったです。特にバンクシー推しがしつこい。バンクシーの絵がある、バンクシーの場所に連れてってやる、とか。
そのあと、ガイドブックに載っていたダビデの井戸、聖ヨセフの家というのを見に行ってみました。
地図を見て、こんな坂を上る。
お花。きれいだった。
ところで、ガイドブックには、この道に入るところに案内表示があると書いてあるのですが、そんなものはありませんでした。
地図の該当場所っぽいところをうろうろするも、見つけられません。
このマークの付いた、大きなスポーツ施設がありますが、門が閉じていて中に入れません。この中にあったのかもしれない。
どちらも見つけられないまま、小高い丘を降ります。
降りるときは、こんな感じのちょっと素敵な道を通りました。
ベツレヘムは丘が多い。
シリア正教会・・・舌打ちされる
アラブ人商店街の中にあるシリア正教会。門が開いていたので入ってみました。
最初、聖堂の扉はしまっていたのですが、奥から出てきた用務員っぽい人が鍵を開けてくれました。
内部は新し目のカラフルな教会でした。
シリア語の聖書でしょうか。
教会を出ようとすると、先ほどの用務員が小物入を持ってきて目の前に立っている。
ああ、寄付をよこせと・・・。財布の中の見慣れないコインを探って、10って書いてあるコインを一枚入れました。
そしたら、「This is no money」というのです。
ノーマネー?お金が欲しいわけじゃないってこと?
意味を図りかねていたら、なんかいきなり舌打ちされました。
あ、たぶんこれじゃ足りないとかそういう意味っぽい!と思って、5って書いてある硬貨を入れたら、それで良かったらしく、我々の後に入ってきたドイツ人観光客のところに移動していきました。
外に出てから、さきほどの件について検証。ガイドブックを見て判明しました。
最初に出したのは、アグロットという補助通貨でした。シェケルの100分の1です。知らなかったのですが、これ、イスラエルでは使えるけど、パレスチナでは使えないのだそうですよ。
知らなかったー!だからあの人は「これはお金じゃない」と言ったんですね。
っていうかあの用務員、ドアを開けてからウェルカムとか、どこから来たのかとか、けっこうにこやかフレンドリーだったのに。
使えないお金を出したのは悪かったけど・・・寄付をして舌打ちされるとは思わなんだ。
これでベツレヘムは終了。231番というバスで、エルサレムまで帰りました。
エルサレムのディナー・・・チップ10%を要求される
安息日が終わりに近づくタイミングで、新市街のレストランが集まってるところのひとつで夕食にしました。居酒屋っぽい雰囲気の店です。
カリフラワーの前菜、ラムケバブ、シェワルマというチキンケバブ、フムス(豆ペースト)とファラフェル(豆コロッケ)。
美味しかったです!そう、美味しかった。対応してくれた女性店員さんも愛想よくて。
ただ、会計を頼んだら、手書きメモを持ってきて、いきなり「サービス料は入ってない」と言ってきました。
ああそう・・・じゃあ、これで。と5%ほど上乗せした金額で、クレジットカードを出したら、いったん引っ込んだあと戻ってきました。
それで、「 Tip is not enough 」というのです。「Like 10 %」とも。びっくりしました。チップイズナットイナフって初めて聞きました。
(だったら最初っからサービス料は10%って書いておけばいいのに。地元民からも10%取っているのだろうか。)
アメリカのレストランでは10〜15%が普通で、チップを払い忘れたときは店員が追いかけてきて要求する、と聞いたことがあるけど・・・。
なお、こんなに堂々とチップ上乗せしろ、と要求されたのはここだけで、これ以降入ったレストランでは、最初からサービス料込みの金額か、何も言われないか、でした。あとアラブ人の適当な食堂ではそもそもチップ不要っぽかったです。
ヨーロッパでは良いレストランとか、良いサービスだなってときに10〜15%って感じで、他はお釣りが出ないように切り上げる程度か、5%とかそんなもの。周りを見ても、良さげなレストランやカフェじゃなければ、そもそもチップを置いてかないお客さんも多いので、イスラエルはアメリカ基準?なのかもしれない。それにしてもこんなこと言われたことなかったので、驚きました。
(続く)