豪華カフェ目当てのブダペスト1泊旅行記。カフェジェルボー、ニューヨーク・カフェ、ルスヴルムの3つのカフェのうち、まずはジェルボーの訪問記。そのあとは腹ごなしにアンドラーシ通りを散歩しました。
目次
ブダペスト空港から市内までのタクシー
ブダペスト空港に着いたのは昼の12時過ぎくらい。早速市内行きの空港バス乗り場に行きます。
・・・が、バスの券売機(2台)に、長蛇の列。ちょうどバスが1台来たけど、ここに並んでる人絶対全員乗れない。
ということでタクシー乗り場に並びました。案内の係の人に聞くと、市内までは25から27ユーロだそう。
ボックスで行き先を告げて、手渡された整理券に書いてある番号のタクシーに乗ります。行き先は、お目当てのカフェ1つ目、ジェルボーです。
土曜昼間の渋滞を抜けて、ようやっと到着。タクシー代はたしかに27ユーロくらいの金額になりました。
Confectionary Gerbeaud(ジェルボー)
内装にうっとり
早速入店。カフェの内部は、木目の美しいゴージャスな内装でした。やっぱり老舗カフェはこうでなくては。
シャンデリアや分厚いカーテンが雰囲気たっぷりです。入口の前には、お菓子テイクアウト用のカウンターがありました。
仕切りの木のドア枠やガラスが素敵。
食事も美味しい
お昼もまだだったので、まずはハンガリー名物のお料理を食べてみることにしました。
ハンガリーと言えば、グヤーシュ。牛肉とパプリカはじめいろんな野菜が入っている煮込みスープです。見た目に反してあっさりさらさらのスープに感動。
ハンガリー名物のフォアグラ。上にイチジクと、イチジクジャムが乗った状態でサーブされます。二つ切りのブリオッシュと一緒に食べると美味しい!
これもハンガリーの名物、ブランド豚で有名なマンガリッツァ豚のローストポークです。添えられているのはパプリカロースト、豆のピュレ、レンズ豆サラダ。上に乗っているのはオニオンフライとローストオニオンです。豚肉が美味しいのはもちろん、添えられたものが単体でも全部美味しくて、これまた感動。
ハンガリーの料理ってウィーンとかのオーストリア料理と同じというイメージでしたが、グヤーシュはウィーンで食べたものより断然美味しくてびっくりしました。むしろ別料理。(オーストリアでは「グラーシュ」という。)シチューみたいに重くなくて、塩辛いだけじゃなくてちゃんと野菜や肉の味が出てて、これなら毎日食べたい。
ローストポークの付け合わせひとつとっても、繊細な味付けが日本人向き。と思いました。
デザートは名物ケーキ3種盛り合わせの欲張りセット
デザートに、トラディショナルジェルボーケーキセレクション(TRADITIONAL GERBEAUD CAKE SELECTION)という、ハンガリーの名物ケーキの3種盛り合わせをいただきました。
奥からドボシュトルタ、ジェルボーセレエト、エステルハージトルタです。それぞれちょっと小さいサイズのケーキに、バニラアイスが乗ってるお得なプレート。
3つとも甘すぎなくて、大分繊細で美味しかったです。間に挟まってるあんずジャムとかが上質な洋菓子の感じで、なかなか好みです。エステルハージトルタは、クルミの濃厚な味が懐かしい。
ジェルボーをたっぷり満喫して、満腹で退店。次の行き先(国立西洋美術館)を目指し、アンドラーシ通りを歩くことにします。
アンドラーシ通りを歩く
ブダペストの中心部です。
イシュトバーン大聖堂の優美な後陣部。
じつは、空港から市街地に入るまでのブダペストの印象は、バルカン半島の田舎とあまり変わらないなー、というものでした。
でもさすが、中心部はヨーロッパの王宮文化圏って感じです。
これがアンドラーシ通り。ベルリンのウンター・デン・リンデンに似てます。
美しい建物のはずの国立歌劇場は、残念ながら工事中。
アンドラーシ通りはブランド街が終わると、ひたすら道路です。途中の交差点に、立派な建物と彫像が並ぶ、雰囲気の良い広場がありました。
何か有名な広場かもしれません。芝生とかもありました。
ここから先は、同じ景色続きでだんだん飽きてきます。
途中、北マケドニアの大使館がありました。2019年2月に国名を変更したばかりの北マケドニア、ちゃんと看板はNorth Macedoniaになってます。
公団住宅みたいな建物ですが、これが大使館なのかな・・・。1階にはカフェがありました。こういうカフェも気になります。
そんな中、見えてきたのが英雄広場。
・・・この立地、この塔の感じ。ベルリンのジーゲスゾイレに似てるなあ。アンドラーシ通りだけ見ると、なんかベルリンっぽい街です!
(続く)
≪ブダペスト旅行計画≫